バイクと旅と写真と日常


by jun_n66

カテゴリ:旅( 4 )


【犬島アートプロジェクト 精錬所】

■場所        岡山県岡山市東区犬島327-5 【地図】
■TEL        086-947-1112
■開館時間     10:00~17:00
■休館日       毎週月・火曜日(祝日の場合開館、振替休館あり。)
■観賞料       一般 1,000円
            15歳以下 無料
■HP         http://www.inujima-ap.jp/index.html
■予約        要予約!!


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国道250号。

城下町の街並みが残る播州赤穂

備前焼の本場、備前市

そして超快適路・岡山ブルーライン

さらに『日本のエーゲ海』とは良く言ったもんだ、
白い家とヨット、オリーブ畑広がる牛窓


それらを通過すると
小さく瀬戸内海に浮かぶ犬島が見えてくる。


『こんなところにアートなんてあるんか!?』

そう思いたくなるほど、特に何もないひっそりとした漁港・宝伝港

『フェリーなんてないやん!?』

そう勘違いしてしまうほど、こじんまりとしたフェリー。いや船か・・・


『え?釣り人?』

船に乗り込む人は、釣竿を持った釣り人だらけ・・・


明らかにアートとは無縁。

いたって普通の港から船に揺られること約十分。

あっという間に犬島に到着!!

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上陸して、初めの感想・・・

『アートがどこに?』

それもそのはず、周囲4㎞の島に、島民はわずか55人。

街は寂れ、廃屋も多い。

『冗談じゃねぇ!どこがアートだ!?』


期待外れに若干のイライラを覚えつつもも

とりあえず島をブラブラ・・・


と!?

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現れたののは、崩れかけの巨大煙突!!




そう!犬島には近代産業遺産にも登録されている精錬所があるのだ!!

廃墟マニアにはたまらない、レンガ造りの煙突が空に向かい高く立ちそびえている。

近代産業遺産を利用し、

その建築物の中にアートの空間を作ってしまった。

それが実はこの犬島アートプロジェクトなのだ。



船着き場近く、犬島アートプロジェクトの受付へ戻り、

事前に予約していた、ツアーに参加することに。


厳重に警備された門をくぐると、

そこには1909年創業後わずか10年で閉鎖されてしまった、銅の精錬所の残骸。

それらが

ある種不気味で

ある種美しい

不思議な光景を作り出していた。


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さらに中へ進み、

犬島アートプロジェクトの目玉である
精錬所の建物内部へと足を踏み入れる。

『絶え間ない自然のサイクルの一部、地球のディテールの一部としての建築で、
環境との共生を具現化したもの』

と案内人が語る『精錬所』のコンセプト通り

建物内部には、
今まで目にしてき建築物とは、まるでかけ離れた異空間が。

まるで暗闇を這う大蛇のように広がっていた。

『そうか空間そのものがアートなんだ!!!!』
それに気づいた時、ゾクゾク感が体中を駆け巡る。

おそらく、この感動は実際目にした人でなければ分からないだろう。


建物内の撮影は禁止されているため
紹介することはできないが、

参考にさらないヒントを提供するならば

それは三島由紀夫と現代アーティストのコラボレーション。
エコロジー環境システムを実現した、まさに未来空間。


気になる方は、是非自ら足を運び
この『感動』を共有していただきたい。

自分自信のの五感をフル活用し、空間を感じる
これがこのプロジェクトの『アート』なのではないだろうか。

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ちなみにこの犬島

毎年8月初旬にはアートの祭典『イヌジマ時間』が開催される。

日本中から様々なアーティストが終結し
それぞれの個性を生かしたアートを展開させている。

そう!感づいている方もいるかもしれないが

ボクの相棒『妖怪イヌジマ』もこの犬島時間にて


アーティスト・石井葉子さんが生み出した

作品なのだ!!

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ぜひ皆さんも、

自分の五感でアートを感じに

そしてイヌジマの故郷を訪ねに

犬島へ渡っていただきたい!!


実はキャンプ場もあるこの犬島!!様々な楽しみ方ができますよ!




【犬島時間】

■公式HP    http://blue-works.jp/inujima/index.html



【宝伝~犬島・定期船】

■乗り場   【地図】
■時刻表   宝伝発   6:25 8:00 11:00  13:00 13:45 17:00 (18:30)
        犬島発   6:40 8:20 11:15  13:20 14:00 17:15 (18:45)
                                      ( )は日曜日運休
■運賃    片道大人 200円 小人 100円
■車両    ※ 車両の運搬は出来ません。
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by jun_n66 | 2009-11-13 04:46 |

龍の如く

串本大橋

■場所   和歌山県東牟婁郡串本町出雲    【地図】
■構造   ループ橋 386m+アーチ橋290m
■完成   平成11年


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本州最南端潮の岬。

そこから約15分のところ、串本港にこの串本大橋はある。


江戸時代には、江戸~大阪航路の寄港地った重要拠点であったが

今では長閑な漁港の風景が漂い。

関西にいながら南国の気分を味わえる。


その串本港と約1.8km沖合にある紀伊大島を結ぶこの橋

その間の高低差を補うため、約一回転するループ橋が架けられている。


青い海、青い空、南国気分の味わえる昼間も絶景だが、

オススメは明け方だ。


前日はもちろん潮の岬にある無料のキャンプ場で
岬の夕日を愉しむ。


そして夜明け前

寝静まるキャンパーを置き去りに

そっとキャンプ場を抜け出す。


そして気持ちの良い朝の海岸線を快調に飛ばし

串本大橋を目指すのだ。


辺りに光が浮かび
空が暗闇が橙色を放ち始めるその瞬間

海釣りの準備をする釣り人を横目にループ橋に差し掛かる。


朝焼けに染まる海峡の上。

ただ自分しか通る者のいない一本道を

旋回しながら駆けあがれば

まるで天に駆け上る龍の如く爽快な気分を味わえる!!





そして大島を駆け抜け、海金剛に向かえば、

今にも姿を現わさんとする太陽が・・・


断崖絶壁から眺める朝日。

声も無くただ立ち尽くす。


ふと我に返りタバコに火をつけた。

吐きだされた煙は海の風に乗り
ゆらゆらとどこかへ消えていった。


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by jun_n66 | 2009-10-30 01:33 |

黄金に輝く高原


生石高原

■場所   和歌山県有田川郡有田川町  【地図】
■標高   870m
■見頃   ススキ 10月~11月
■施設   無料キャンプ場併設


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あらぎ島と同様、和歌山県北部にあるこの生石(おいし)高原。

標高は870mとさほど高くないにせよ
頂上に登れば、360°の大パノラマが広がる


東は延々と山が連なる紀伊山地を
西は紀伊水道のリアス式の海岸までもが見渡せる

最高のビューポイントだ!


秋にはススキが高原一面を覆う。

バイクを止め

秋風にそよぐススキ原の中を散策すれば
秋の訪れを全身で実感できるはずだ。



そして、これぞきわめつけ!!

黄金のじゅうたん!!


日が傾き、夕暮れが近付けば

夕日がススキのじゅうたんを
きれいにを金色一色に染め上げてくれる。

その輝きは、感動の一声すら奪ってしまうほどの美しさなのだ。


さらにこのススキ原には無料のキャンプ場も併設されている。

早めにキャンプインし

生石高原の絶景を肴にビールで乾杯!!

そうすれば

旅情にどっぷりと浸れること間違いなしだ!!



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生石高原へはいくつものルートがあるが

県道180号のR480号側ははご覧の通り、

狭い荒れた路面に加え、きわめつけに苔まで生している


ボクを含め酷道好きなライダーにはおススメだが、

ちょっと不安という方は県道180号を海南市側からアクセスするのがオススメだ。


夕暮れが過ぎ夜になると、暗く狭い道を走るため危険も伴うため

ゆっくりキャンプはどうだろう?

しかし秋の時期相当冷えるので、防寒対策は万全に!


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by jun_n66 | 2009-10-17 04:24 |

棚田なのに、なぜか島

あらぎ島

■住所 和歌山県有田川市有田川町  【地図】
■HP  有田川町HP



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南紀の観光名所である・高野山金剛峯寺。

そこからR371に入れば、
関西のライダーにはお馴染みの高野龍神スカイラインだ。

しかし今回はあえてR480を選択する。

そのR480沿いに、あらぎ島があるのだ。


紀伊山地に島!?


と誰もが不思議に思うこのネーミング。

危ぶむなかれ、まさか山に島などない。


そこにあるのは
棚田百選にも選ばれる美しい棚田だ。

しかしこの棚田、普通の棚田とは明らかに違う

斜面に沿ってまっすぐ広がる一般的な棚田と違い。


これは扇形に広がるのだ!!


なぜこんな変わった形に・・・


と良く見れば、緩やかに湾曲した川に沿って
田んぼが広がっているではないか。

なるほど!と納得してもらえるだろうか。


確かに田んぼは人工だが

川の流れが作り出した自然の田んぼなのかもしれない。


うーむ、田植え前のあらぎ島もきっと美しいはず

きっと棚田の水面が、幾重もの層となって夕日に輝くんだろうなぁ

と妄想をしてしまう

次は田植え前に行こう!!
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by jun_n66 | 2009-10-15 04:16 |