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by jun_n66

京都・建仁寺双龍図


建仁寺

■所在地      京都市東山区大和大路通四条下る小松町
■TEL        075(561)6363
■拝観料金     一般 500円   中高生 300円
■拝観時間     午前10時~午後4時
■HP        http://www.kenninji.jp/index.php


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古都の魅力をを今に伝える歓楽街・祇園。

軒を連ねた町屋から漂う古都の匂いを感じながら、
舞子さんの美しい着物姿に目を奪はれながら、

花見小路の石畳をのんびり歩いていると
建仁寺と書かれた門に突き当たる。

そうここ建仁寺に双龍図はあるのだ。



建仁寺は1202年
将軍源頼家が寺域を寄進し栄西禅師を開山として建立された。

さて栄西という人物名に聞き覚えのある方も多いと思われる。
そう栄西は臨済宗を広めた第一人者であり、禅宗をも代表する高僧である。

そんな偉大な人物が建立した建仁寺。
その禅寺としての空間、庭園の美しさなどはまた後ほど紹介するとして

この寺の最大の魅力は法堂にある。

それは法堂に足を踏み入れ
天井から見下ろす4つの目をの正体を目撃すれば
誰もが納得するはずだ。


そう、その天井には、
2匹の龍が描かれているのだ。

龍の天井がといえば
同じく京都・嵐山にある天竜寺をはじめとして
数多く存在する

なぜならば
禅宗において龍とは、『水の神』であると同時に
仏法を守護する存在として考えられているためだ。



しかしその多くは、ただ1匹の龍だけであり
2匹が描かれるというものは非常に珍しいのである。


そう、まさに双龍図の魅力はそこにあるのである!


描かれたのは2002年とまだまだ歴史は浅いものの、

現代の日本画家小泉淳作氏によって生み出された

2匹の龍の迫力は、見たものを圧倒し
全身が寒気立つほどだ。

しかしよく良く見れば
その龍がもつ表現の細やかさに魅了されてしまう。


今にも飛び出さんばかりに見開かれた眼

そして額に寄ったしわの数々

そして美しい曲線を描く龍の髭



その感動をどのように表現すべきかは大いに悩むところだが

一言にするならば

『カッコイイ』

というシンプルな感情だ。


子供の頃、龍に対して抱いていた憧れの気持ちを呼び覚まされてしまった。

そんな感情なのかもしれない。


何はともあれ、清水寺、高台寺からも近いこの建仁寺
京都散策の際は、是非お立ち寄りいただきたい。


そして私の感動が間違いないものであることを
自らの目と心で感じとって頂きたい。


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by jun_n66 | 2009-12-16 18:52 | 寺院・神社